また深夜の発表。
nomaの期間限定ポップアップレストラン、来年4月にメキシコで行われるそうだ。
東京のときは衝撃だったけど、もう3度目だから驚かないw
We can finally say that we are officially going to #MEXICO!!! For more info see our website: https://t.co/09eEdRhM6a #NomaMexico #vivamexico pic.twitter.com/EvABsYGIUM
— Rene Redzepi (@ReneRedzepiNoma) 2016年11月18日
期間は2017/4/12~5/27。
コース600USD+tax16%+サービス料9%で750USD前後(!)。メニュー、ワインペアリング、食後の飲み物、お水込み。
予約開始は12/6(火)10:00(EST。日本時間18:00)。
nomaの公式サイトも更新されている。→ http://noma.dk/mexico/
nomaのこの「お店を閉めてスタッフ全員でお引越し」は、2015年の東京、2016年のオーストラリアときて、これが3回目だ。
nomaは、来年2月にはクリスチャニアへの移転のため、いったんお店を閉めると発表されている。
その閉店後に、世界のどこかでこのような期間限定レストランを開くことは、これまでの経緯でもうじゅうぶん予測できていたことだ。
ただ、南米でも、ブラジルやペルーではなくメキシコというのは意外な気もした。
サイトによると、メキシコ出身で、nomaでシェフパティシエを務めていたRosio Sanchez氏の案内によるのだという。彼女はいま、コペンハーゲン市内にタコススタンド「Hija de Sanchez」をオープンしている。(AQさん行ってらっしゃる。早い:D)
10箇条の「新しい北欧料理のためのマニフェスト」(2004)に則ったnomaの料理には、基本的に北欧の食材しか用いられない。北欧では柑橘類が取れないので、酸味を足すのに蟻酸を料理に用いるのは、noma東京あたり以降、nomaが北欧の食材しか用いないことのわかりやすいアイコンになっている。
このnomaのお引越しは、流通がこれだけ発達した時代に、あえて地元の食材のみを用いるという「しばり」を乗り越えるための、最もラディカルな方法なのだと思う。
だれでもが真似できることではないけれど、だれもが思いつくものでもないものを実際にやってしまうところが、nomaの真骨頂といえるだろう。
その2015年のnomaが東京に来たときのドキュメンタリー映画「ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(原題Ants on a Shrimp)」、いよいよ12/10より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次ロードショー予定とか。
こちらもそろそろ。
世界一のレストランがやってきた!nomaの日本進出に密着したドキュメンタリー公開(映画ナタリー)
4月14日21:30で、NOMAの予約持ってますよ!
6席中、1席だけ空きがありますので、もしご興味あれば!
周りのお友達でも。
コメントありがとうございます。
もしや、デンマークでご一緒させていただいた福永さんでしょうか?
メキシコの予約持っておられるとはうらやましい!会社員なので私自身は行けないですが、行きそうな友人に声をかけてみます!