NKU(台北)北欧×燻製香マジック

シェフのErnest Tohさんはシンガポール出身、着任してまだ1ヶ月弱という。コペンハーゲンのAmassやRelaeで修業経験があり、ノルディック料理に思い入れのあるシェフだ。
ノルディック料理を台湾で展開するとどうなるか。また、台湾のローカル食材をどうやってガストロ料理に落とし込むのか?
ここNKUの料理は、そのひとつの答えとなる。
店名のNKUとは、Nordic、Keep、Uniqueの頭文字。オープンは2016年だ。

​​​L’evo(レヴォ・富山)その料理は自己表現ではなく

谷口さんの、富山の食材や器に対する徹底ぶりは、谷口さんの言う「チーム レヴォ」ということばによく現れている。
単に食材を調達するだけではなく、自ら生産地へ出かけ、生産者とともに新しい食材を生み出す。谷口さんがオファーをして生まれた、名古屋コーチンを掛け合わせた「レヴォ鶏」は、その代表的なものだ。
新しく生まれた食材はまた、富山の新しい魅力という円環の一部となって繋がっていく。
食材ひとつひとつは豪華な高級食材ではないように見えるのに、料理になると印象が変わるのが不思議だ。

SHÓKUDŌ YArn(小松)懐かしさをつむぐ

JR小松駅からクルマで10分。
商店と住宅が混在する細い道沿いに、三角屋根の平屋の建物がぽつんと建っている。
YArnのもうひとりのシェフ、奥様の米田亜佐美さんのご実家である撚糸工場をそのままレストランにしたらしい。
室内にはオリーブの木と薪ストーブ。
木目を活かした建物は簡素で美しく、フロアからガラス張りの厨房がよく見える。

態芮 Taïrroir × ta vie × odette コラボディナーin台北

このイベントは、3つの国の、それぞれ異なる言語と異なるバックグラウンドをもつ3人が、フランス料理という一つの「共通言語」で繋がったイベントだ。
6hands dinnerとひと口に言うが、正確に言えば、「台湾の食材でフランス料理を展開するTaïrroirで、Kaiさんの師匠であるJulienさんが”台湾の食材で作るフランス料理”に挑戦し、そこに、香港で日本含めアジアの食材をフューチャーしてフランス料理を出す佐藤さんが加わる」という形だ。

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