東京, Restaurant(国内)2017/4/242018/12/17 星のや東京ダイニング 名前のない料理 最初に目の前に置かれたお椀は、黒と黄色のサイケな彩りだった。 この皮、どこかで見たような覚えがある。 これなんでしたっけ? 「ウツボです」 ウツボ!食べるのは初めてだ。 ウツボの味は、魚というよりは、鶏や豚など獣肉の団子 […]
東京, Restaurant(国内)2016/12/222018/12/17 引き算と引き算の和(Æg 白金台) Æg(エッグ)とはデンマーク語で「卵」のこと。 命のみなもとであり、ここから生まれ出る、すべてを包み込むイメージだ。 新北欧料理は、2004年にデンマークのクラウス・マイヤーらが提唱した10か条の「マニフェスト」(北欧の […]
東京, Restaurant(国内)2016/6/292018/12/17 「今、ここ」でしか食べられないもののこと 現代のテクノロジーでどれだけヴァーチャルリアリティが身近になっても、料理で決して追体験できないのが、過去の料理を実際に食べること。 昔の料理は、いまどれだけ食べてみたいと思っても、想像するしかない。 もし、そのシェフが今 […]
東京, Restaurant(国内)2016/2/292018/12/17 寄り添わせるもの ネットや印刷物であらゆるものの追体験ができる今でも、絶対に伝わらないのが味覚と嗅覚と触覚だ。 料理という、行かないと追体験できない味覚と嗅覚について書くというのには、毎度なんとなく埋めがたい隔靴掻痒感がついてまわる。視覚でわかることももちろんあるけれど、それは料理の要素のわずかな部分にすぎないからだ。 それでもレストランについて、料理について書く人がこれだけ多いというのは、あらためて考えると、なんと因果なものかと思う。自分もだけど。 今回のil Pregio岩坪さんの料理は、そういうことを改めて思い出させるものがあった。 今日の主役は香り、見た目と食べた感じのギャップ。
東京2015/12/172018/12/17 ラ・トゥーエル(神楽坂) 神楽坂の細い坂を上がった先にあるラ・トゥーエルは、東京のトゥール・ジャルダンを長年率いた清水忠明さんが1993年にオープンさせた店で、日本のフレンチレストランでは老舗の部類に入る。 2012年よりシェフを務める山本聖司さ […]
東京, Michelin2015/12/22018/12/17 「ミシュランガイド東京2016」12/1発表。と雑感 12月1日、2016年度のミシュランガイド東京が発表になった。今年は早く出たロイター記事の見出しに引きずられてか、どのニュースサイトも見出しは揃って「世界で初めてラーメン店が1つ星」だ。